投資信託って何？仕組み・メリット・注意点をやさしく解説【中高年向け・初心者】

はじめに

「投資信託って、聞いたことあるけど、難しそう」

「老後に備えて資産運用をしたいけど、何から始めればいいの？」

そんな中高年の方に向けて、「投資信託とは何か？」をやさしくわかりやすく解説します。

初心者にも、安心の仕組みやメリット・注意点を丁寧にご紹介します。

1. 投資信託とは？仕組みをやさしく解説
2. なぜ中高年におすすめ？投資信託の３つのメリット
3. 投資信託の注意点、失敗しないためのポイント
4. よくある質問「元本割れしないの？」「どこで買えるの？」
5. 投資信託を始める前に相談したいときは？

投資信託（ファンド）は、簡単に言うと「みんなのお金をまとめて、プロが運用してくれる仕組み」です。

【イメージ】

●あなたは資金を出す。

●他の多くの人からも、資金を集める。

●プロ（運用会社）→みんなのお金を集めて株式や債券などに分散投資する。

個人では銘柄や売買タイミングが難しいですが、それをプロが運用するので、難しい「分散投資」や「海外資産への投資」が自動的にできます。

1.少額～いくらでも始められる

１万円以下でも大きなお金でも可能。定年後のお金を無駄なく運用できます。

2.分散投資でリスクを軽減

１つの企業や国に偏らず、複数に分けて運用できる。リスク分散になる。

3.プロが運用してくれる

線のン知識がなくても信用できるファンドを選べばよい。

日本人は、預貯金に頼ることが多かったので、「元本保証」にこだわります。

たしかに、投資信託は元本保証ではありません。

しかし、「元本保証」がメリットかといえば、違います。

元本を維持しても、インフレで負けていくことが確定しているので、将来損になるからです。

投資信託は、販売手数料や信託報酬（運用管理費用）が掛かります。

これはコストなので、低いことは望ましいということは言えます。

ただ、低ければ、低いほどいいわけではありません。

会社で考えれば、安い給料の社員では、質の高い仕事はできません。

逆に、質の高い仕事は、給料の高い社員が必要です。この人は、会社に利益を生み出します。

あくまで、運用の質とコストのバランスで考えます。

多くの人は、CM、人気、ランキング、おすすめで選びがちです。

しかし、こういうものは、あまり信用しすぎないことです。

人間は、自分ではよく分からないときに、他人の行動や人気につられてうごきます。

それでは、いい結果を生みません。それは、他人もつられて動く人が多いからです。

必ず、自分で確信をもって、運用方法や運用実績を確認しましょう。

Q:投資信託は損をしないの？

A:良くない投資信託や短期売買では、損をする可能性もありますが、長期では安定します。

Q:どの投資信託を選べばいいか？

A:どれか１つを考えるのではなく、組み合わせ、分散も考えましょう。

自分に合った投資信託をしりたい」「資産全体の運用を考えたい」

そのような方には、金融機関とは関係ない独立したアドバイスができるCFP（上級国際資格のファイナンシャルプランナー）への相談がおすすめです。

投資信託は、少額～、分散投資、プロの運用と言う点で、中高年にとっても取り入れやすい資産運用の選択肢です。

ただ、「どれでも、良さそうなものを買えばよい」と言う単純なものではありません。

選び方、買い方、NISA活用、その後の管理など、同じ状況からスタートしても、１０年後には、「天と地ほどの差」が出てしまいます。

気になる方は、CFPへの相談から始めましょう。