今のうちに不安を解消する準備が必要
現在認知症が500万人、軽度の認知障害400万人
合せて900万人の認知症及び予備軍がいます。
65歳以上の4人に1人です。
2025年には、認知症700万人、軽度認知障害が600万人で、合計1300万人。
65歳以上の3分の1になるといわれます。
2025年は、団塊の世代が全員後期高齢者になる年です。
要介護になる可能性は?
介護は徐々にやってくるとは、限りません。ある日突然に・・の可能性も高いです。
寿命が、ずっと元気な健康状態であるとは、限りません。
<突然要介護になる理由例>
元気だったが、外出中に転倒した。
突然脳卒中になり、麻痺が残った。
その他認知症の発症や入院して退院後に要介護になってしまった。など
<要介護になる原因>
脳血管疾患(脳卒中)18.5%
認知症 15.8%
加齢による衰弱 13.4%
転倒
関節疾患 10.9%
心疾患(心臓病) 4.5%
糖尿病・ガン 19.5%
在宅介護と地域密着型サービスを使う方法があります。
自宅にいて、施設サービスを受けるイメージになります。
介護度に応じた定額のパックになっているので、利用しやすいです。
ただ、家族も介護に参加する前提なので、すべてを任せるわけではありません。
「小規模多機能型居宅介護」
訪問介護、デイサービス、
「定期巡回随時対応型訪問介護看護」
「看護小規模多機能型居宅介護」
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スマホは、下の電話番号のボタンを押せば、掛けられます。
03-3430-9011
電話受付時間:9:00〜20:00 (土日祝も可)
※すぐ出られない場合、後で折り返し掛けます。
どんな相談でも歓迎します。必ず「見通しや解決策の方向」を提示します。
有料老人ホームは、今後死ぬまでいる可能性もある場所です。
1日中いることにもなるので、なかなか気晴らしも出来ない閉鎖空間です。
普通の暮らし以上に、しっかりチェックしないと、すぐイヤになる可能性があります。
経営者が変わる、職員が変わる、食事が変わるだけで、全く違う施設もになります。
直ぐ退去になれば、お金もあっという間に飛んでいくことになります。
トラブルになりがちな要素も沢山あります。
手抜きをしても、わからないこともあります。
慎重に・・さらに慎重に選びましょう。
老人ホームの現状を良く知ることが必要
老人ホームに掛かる費用とは?
入居に掛かる費用(0円~数千万円)
月額の費用
に分かれます。
(1)入居に掛かる費用
法改正により、権利金や入居金は受け取れなくなりました。
5年間の前家賃に設定しているところが、大多数。
前家賃を払っている分、月額の費用が安くなる。
入居時「0円プラン」と「入居一時金プラン」を選択可能な施設も増加中。
(2)月額費用
有料老人ホームは、3つの費用が合算されるので、高いイメージになります。(月額費用)
家賃+管理費+食費です。
ホーム独自の費用としては、管理費です。
家賃や食費は、賃貸であれば、普通の生活で掛かる費用です。
東京郊外の例で有れば、家賃が10万円、管理費と食事が5.5万円で、合計21万円ということになります。
その他の費用として、掛かる月額費用としては、
介護保険自己負担分(1割または2割)
医療費、薬代
消耗品(おむつや日用品)
施設のオプション費用(洗濯やリネン)
元気なうちに、「住み替える」ことも必要。
資金計画を立てておく。どのように都合するのか?
ホームに入る前に、「生前整理」が必要です。
(将来、放置空き家、倉庫状態にならないように)
(1)賃貸・・全体とか一部
(2)売却・・査定をしておく
賃貸であれば、それなりのリフォームも必要。入居者が居るのか?賃料は?
売却であれば、準備が必要(すぐ売れるわけではない。測量、境界など前準備や費用が必要)
介護になった場合、認知症になった場合、相続になった場合での方針を決めておく必要がある。
そうでないと、空き家→家が劣化→取壊しという流れになる可能性が出てくる。
老人ホームの入居期間は、毎年伸びています。
現在は、平均で3年強といわれています。(10年前より平均で1年以上伸びている。)
今後も、高齢者が長生きする傾向なので、どんどん長期化していくと思われます。
この場合、入居当初に、入居一時金を払っている場合、予想以上に長期に入所することになると、老人ホームの財政が悪化し、倒産ということにもつながる可能性があります。
老人関連(ホーム、介護事業など)は、年間約100件倒産しています。
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電話受付時間:9:00〜20:00 (土日祝も可)
※すぐ出られない場合、後で折り返し掛けます。
どんな相談でも歓迎します。必ず「見通しや解決策の方向」を提示します。
「有料老人ホーム」とは、以下のようなものと決められています。
①60歳以上の高齢者を少なくとも1人入居させること。
②食事、介護、洗濯・掃除、健康管理のいずれか1つを提供する。
①入所条件
概ね60歳以上で要支援・要介護者(自立からでも入所可もあり)
②サービス
厚労省の3つの基準(人員、設備、運営)を満たしている。
食事・入浴・洗濯・清掃など生活上のすべてが満たされる(終の棲家にもなる)
③月額費用
14万~40万円(入居金ゼロ~数千万円)
約半数以上が「介護付き」です。
事実上、介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホームと、大して変わりません。
①入所条件
概ね60歳以上で、自立の方(要支援・要介護でも入所可の場合も多い)
②サービス
食事などの生活サービスが提供される。
介護などが必要になった場合には、個別に介護サービスを契約する必要あり(出来高払い)
介護付きと、ほぼ同程度のサービスが提供されることが多い。
③月額費用
14万円~40万円(入居金ゼロ~数千万円)
イメージとして、「安否確認」と「生活相談」だけがついた一般的高齢者向け住宅
住宅型有料老人ホームと、ほとんど変わらない。
一番の違いは、「生活相談員」。
①入所条件
60歳以上の高齢者、又は要支援、要介護認定者とその同居者
②サービス
サービス付きとはいっても、介護サービスはついていない。
あくまで賃貸住宅で自立して生活する。
料金表示に「食費」は、含んでいないので安く見えるのが注意点
③月額費用
9万円~25万円(食事含まず)、敷金は必要
広告やパンフレットとか、必要に迫られ、大慌てで選んではいけない有料老人ホーム
人員体制、運営体制、親会社の業種や経営状態。
このような点を見逃さないようにしましょう。
1.部屋は個室か、介護はどこで受けるか?
介護が必要になった場合、相部屋になったり、専用の介護の部屋になったり、部屋が狭くなったり、別のホームなどに移らなければならない場合があるので、要確認です。
その他トイレ、浴室、シャワーやテレビ、外線電話、緊急通報装置があるかどうか?
健康なうちは良いが、介護や病気入院になると一転して対応が変わることがあります。要注意でしょう。
2.入居のための「一時金」は何のために払うのか?退去の時に戻るのか?
一時金には、償却という制度があります。この期間が終わると戻らない。
いつから償却されるのか?何年で償却が終わるのか?の確認。
数千万円の一時金が、わずか数年で戻らない、ゼロということもあります。
ここは、苦情など一番トラブルが発生しやすい点でしょう。
初期償却は、ゼロ~30%程度。
償却方法も、「定率」と「定額」があります。定額の方が有利です。
介護付きは、5年程度が多く、住宅型は、15年が多いようです。
現実は、ゼロ円が6%、50万円以下が25% 300万円以下が約半数、後の半分は、それ以上になります。
3.入居率、退去者数、退去先を調べる。
定員に対してどの程度満たしているのか?退去した人はどの程度いて、どんな理由だったのか?退去した後は、他の施設、病院、死亡・・どこに行ったのか?
入居率などは、経営の安全度を見ることになります。
定員が大きく割れているとか、退去する人が多いとかであれば、何か原因があると思えます。
職員の退職が多いとなれば、それも何か原因があると考えましょう。
4.経営内容を見る。
決算書を見る。また敷地と建物は、誰が所有しているのか?抵当権などついていないか?
このような専門的な点も見ておきましょう。どのような状態かが想像てきます。
親会社が、介護・福祉関係と全く別の会社であったり、施設がファンドになっているケースもある。
5.夜間の勤務職員数と有資格者がどの程度いるのか?
介護の事故は、夜間や早朝に発生しがちです。また、夜間体制は手薄になりがちです。
夜間の介護や看護の職員がどの程度いるのか?が重要です。
機能訓練指導員、生活相談員、栄養士などがいるか?常勤か、非常勤か?
専門の有資格者(介護福祉士などの国家資格者)が少なく、ヘルパーが中心で運営されていることもあります。
6.重要事項説明書と契約書の確認
とくに「重要事項説明書」を事前に渡さないところがかなり多い。
重要な内容だから、重要事項説明書に書いてある訳です。
あるいは、「申込金や入会金を払わないと見せない」と言われたりする。
このようなことは、そもそも理屈から言っておかしい。つまり、見せたくない訳です。
後で、トラブルが発生した時「あの時この書類に良く確認して判を押したでしょう?」と言われる可能性大でしょう。
ジックリ読んでもらって、良く理解してもらって入るのが当たり前なはずです。
このようなことを言う施設は、何か問題がある、隠していると思うべきでしょう。
7.介護サービスの実施の有無や費用を確認する。
食事介助、排せつ介助、通院介助、健康管理等のサービスの実施があるのか?
これらは介護保険内なのか、別料金なのか?
8.介護の現場を良く見る。
実際の現場は、最も見せたくない場所かもしれません。
見学会などで、見学コースなどを見ていても、あまり参考にならないでしょう。
見せたい所、アピールしたいところしか、見られないからです。
きちんと良く見えるようにマニュアルが作られ、コースが決まっています。
ただ、見せたくないところほど、見なければいけないところです。(排泄や入浴)
9.体験入居をする。
見学より、よりハッキリといろいろなことが見えてきます。
食事は、施設での最大の楽しみでしょう。
複数メニューから選べるか?高血圧、糖尿病、腎臓病などに対応できる食事か?
職員の言動がどうか?他の入居者がどんな様子か?
日当たりや、騒音、入る部屋も見ておくべきでしょう。
10.運営体制のチェック
有資格者の数、研修制度があるか?各種資格取得の支援があるか?
各種委員会の設置の有無と、それが機能しているか?
職員の在籍年数、入居一時金の初期償却がない
以下のようなホームは、料金が高くなる傾向があります。
手厚い方が良いように思いますが、現実には意味があまりないものもあります。
①職員配置が手厚い
国で決めた配置の最低基準は、「1:3」。「1:1.5」とか「1:2」は手厚いです。
②24時間看護師がいる。通常は、日勤ですが、24時間になると高くなります。
③リハビリの職員がいる。理学療法士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師など
④部屋が広い。通常20㎡程度。30㎡などになると高くなる。
⓹交通の便が良い。
訪問介護で「生活援助」(掃除、洗濯、買い物)で介護保険が使えない。
よって、自費で介護保険外サービスの家事代行サービスを、利用するしかありません。
食費も、配食サービスなどが必要になりがちです。
また、介護のため会社を辞めたりすると、もっとコスト高になります。
自宅で介護すると、身内の場合、良いとは限りません。精神的負担も大です。
むしろ、割り切ってホームの方が良いケースが多いです。
スマホは、下の電話番号のボタンを押せば、掛けられます。
03-3430-9011
電話受付時間:9:00〜20:00 (土日祝も可)
※すぐ出られない場合、後で折り返し掛けます。
どんな相談でも歓迎します。必ず「見通しや解決策の方向」を提示します。
イメージとしては、「終の棲家」
医療が必要な人は、向かない。(配置医)
待っている順番で入れるわけではない。(判定会議で緊急度で判断)
待ちが多いとは限らない。
社会福祉法人や自治体が運営。
①入所条件
要介護3以上
②サービス
介護・日常の世話・健康管理
③月額費用(多床室と個室で違う)
8万~16万円
イメージとしては、在宅復帰支援施設。基本的に3カ月で対処(一時的に居るためのもの)
①入所条件
要介護1以上
②サービス
リハビリ、介護機能訓練、必要な医療
③月額費用
6万~25万円
イメージとしては、医療異存が高い方の看取りの場所
①入所条件
要介護1
②サービス
療養上の管理、看護、医学的管理下の介護
③月額費用
7万円~17万円
スマホは、下の電話番号のボタンを押せば、掛けられます。
03-3430-9011
電話受付時間:9:00〜20:00 (土日祝も可)
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どんな相談でも歓迎します。必ず「見通しや解決策の方向」を提示します。
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