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65歳で、3000万円必要??
金融庁から、老後資金は2000万円不足するという内容のレポートを出しました。
本当かどうか、老後資金の必要額を確認してみましょう。
総務省統計局の家計調査(2019年)には、こんな数字が出ています。
高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上、夫婦のみ)の場合
実収入が237,659円、そのうち可処分所得(使えるお金)が206,678円となっています。
収入の9割以上は、年金収入です。
実収入から、税金、社会保険料など「使えないお金」を引いたものが、可処分所得です。
一方、消費支出(使ったお金)は239,947円です。
毎月の不足分を計算すると、239,947-206678=33,269円(毎月の不足)となります。
単純に計算しても、あと25年生きるとすれば、約1000万円不足。(998万円)
30年生きるとすれば、約1200万円不足です。(1197万円)
ここで、住居費は、住まい方によって、大きく違います。
25年で計算した場合、
例えば、持ち家の場合(固定資産税等年20万円、修繕費10年毎200万円などを加える)
20万円×25年+200万円×2回=900万円
賃貸の場合(家賃10万円、更新料 2年毎 1回20万円)
10万円×12月×25年+20万円×12回=3240万円
最低の住居費を計算に入れると、やはり合計すると、最低2000万円程は、不足するというのは、妥当な数字になります。
もっと現実的に言えば、介護にかかる費用や、施設に入る費用もあります。
こうやってみると、2000万円不足は、十分な金額ではなく、むしろ最低の金額と考えた方が良いです。
そう考えると、65歳の段階で、3000万円程度は、必要でしょう。
65歳以降は、働かない、あるいは働く場所がない、ということになりがちです。
預貯金が3000万円以上ないとしたら、どのように都合しますか?
50歳からはもちろん、今65歳であっても、この問題の解決のためには、「運用」をしなければなりません。
スマホは、下の電話番号のボタンを押せば、掛けられます。
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同じく高齢単身者(60歳以上の単身無職世帯)の場合は、どうでしょう?
実収入124,710円、 可処分所得は、112,649円(実際に使える金額)
(うち年金が115,558円)
消費支出できる金額が、139,739円(税金や社会保険料を除く)
毎月の不足額が、27,090円となります。
25年で812万円の不足、30年で975万円の不足です。
同様に住居費がプラスになります。
持ち家、賃貸であれば、住居の広さによっては、支出が減るかもしれません。
それでも、1000万円くらいは必要でしょうから、2000万円の不足にはなるでしょう。
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