「商品販売」なのか、「資産運用」なのか見かけが似ていても、目的が全く違う。
銀行など金融機関の「資産運用」の広告や商品など。
これ、本当に資産運用なのでしょうか?
本当に、老後資金が出来るのでしょうか?
思うに、あれは「資産運用」というより、「商品販売」ではないでしょうか?
何が違うのかと言えば、次のようなことです。
資産運用というのは、「きちんと理屈があって、それに従って資産の配分を考える。さらには、個人の状況や考え方、その後の運用環境や社会・個人の変化を見ながら実行し、その後も全体の財産を適正に運用や管理」をしていくことです。
つまり、「計画→実行→見直し→次のアクション」という管理のサイクルが回っているかどうかです。(一般社会でも良く言われる「PDCAのサイクル」です。)
どんなことでも上手く行くには、(事前の計画とか、事後の反省と修正)が必要です。
商品販売とは、「商品を売ったら、手数料が入るので売ろう。売ったら終わり。」
「売りたい商品の主なメリットを、3つ程挙げて、説明し買ってもらう。」
これは、「商品販売」そのものではないでしょうか?
「計画なし→実行(販売)→見直し等はなし」(つまり、やりっぱなしということです)
買う人の家族や資産全体は、何も考えていませんし、購入後の管理も考えていません。
「やりっぱなし」で上手く行くことなど、この世の中で聞いたことがありません。
こんなことで、20年、30年後の老後資金ができるのでしょうか?
具体的に比較して見て行きましょう。
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どんな相談でも歓迎します。必ず「見通しや解決策の方向」を提示します。
街でよくある「商品販売」の典型的な流れは以下のとおりです。
とにかく一言で言えば、いろいろな理由での「商品提案と商品購入の連続」です。
これは、老後資金作りというより、「次々販売」ですね。
こんな繰り返しで老後資金が出来たり、利益が出たら、不思議だと思いませんか?
また、「回転売買」というのもあります。
一度売った商品を、「少し上がれば、下がらないうちに利益を確定させましょう」とか言って、売らせて、また次の商品を持ってくる。
少し下がれば、売らせて、新商品が出ましたとか言って、また次の商品を売ってくる。
短い時間のうちに、何回も売り買いさせて、多くの手数料を抜いていく手法です。
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